2023.01.25
傾斜地の外構・庭
東西に1.3m・南北に0.5mの高低差がある住宅地。出来る限り段差を設けずに外構計画を行い尚且つ立派な住宅ですので貧相な仕上りにはしたくないというのがコンセプトでした。長年飽きが来なく流行り廃りの無い素材を選び、劣化の少ない素材を使ってレイアウトしています。何といっても正面入口は住宅の顔となりますので門の大きさバランス・素材に関して色々と吟味し決定しています。最終的には自然石貼りの門壁となりました。明るめの色調で軽快感がありながらゴツゴツした重厚感もあり高級感漂う門壁となりました。表札は照明内蔵ですので訪問者が確認の為玄関まで近づく事もありません。門から続く塀は明るめの塗壁で仕上げ塀上部に鋳物フェンスを乗せました。これも流行りにとらわれず飽きの来ない素材ながら高級感がある素材でもあります。塀は東西の高低差を解消し庭側をフラットにする土留めの役割も果たしています。玄関に向かうアプローチはレンガ敷きでこちらも経年劣化のしない素材を採用しています。生活動線となるカーポート・物置周辺は出来る限り低予算にしアスファルト・コンクリート平板(支給品)で納め予算配分をしています。全体的にオーソドックスではありますが何年たっても飽きが来ないエクステリアに仕上がりました。