前庭・中庭・裏庭・坪庭のある高級住宅

すごく高品質な住宅のお庭ということもあり素材選びに時間をかけ、レイアウトも色々な角度からご提案しました。住宅南側は中庭と前庭に分けてレイアウトしました。中庭の目隠しをかねたレンガウォールを中央に配置し、そこに株立ちのシンボルツリーを植え込んであります。ウッドデッキから中庭を見ると手前に十勝御影の靴脱石の５石組み、その向こうは白系砕石を敷詰めその中に６０cm角の砂岩天然石を飛石として配置。そこからレンガウォールまでのテラスは中央にピンクの天然石を８角形に敷きそこから放射状のラインが８本描かれています。その外周にも古代ローマの｢ティブルティーナ街道｣から名付けられた舗装材｢ティーナ｣を２色使いで敷いています。なんとも豪華な中庭です。前庭は塀の内側にニオイヒバピラミダリスコンパクタを列で植栽し、両角に円錐オンコとヤマモミジを植栽しているので、外と中の緩衝帯としての役割になっています。前庭床面は北海道遺産に登録されている江別レンガを２色使いでこれまた豪華に敷詰めました。裏庭は一転して和風に作りこみ、建仁寺垣で仕切った坪庭スペースも作りました。